- 目的
- ニセコアンヌプリ北壁滑降
- 日程
- 1999年12月31日(金)
- 山域
- ニセコ連峰
久しぶりにOB会に参加し、山スキーにも久々にいってみようとはりきっていたが、現役は当然のようにつきあってくれない。さとうさんなどにも声をかけてみたが、さすがに下から登る気力はないらしい。しょうがないので独りで行くことになった。
行程
メンバー
- ふ~ちゃん
- 仏のさとうさん
- ささぴょん(ぉ
1999年12月31日(金)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
09:00 | 曇 | 五色温泉 | 出発 |
10:00 | Co980 | ||
11:00 | 風雪 | Co1250岩場 | |
11:25 | ニセコアンヌプリ | ||
13:00 | 五色温泉 |
前日の宴会は、OBが少なくまったりと展開。起床も非常にまったり。部員が少ないと動ける者も少なくなってなかなか大変だ。 とにかく風呂に入り酔いを醒ましてだらだらと出発。
登山口から、稜線上に続くトレースに沿って進む。途中、おもむろに酔いがよみがえり、何度も気絶しそうになる。危険だ(爆)。天候はあいにくの曇り空。昨日はあんなに晴れていたのに。やっぱり風呂なんぞに浸かってないで昨日のうちに登っておくべきだったか。Co1000あたりで、見るからに雪崩斜面を滑っていく人々有り。やっぱりニセコってのはこういうとこなんだな。
そうこうしているうちに、Co1100からの急登にさしかかり、スキーではにっちもさっちもいかなくなる。いや~どうやって登るべ。などとしばらく考えたが、あ、そういえば壺で登ればいいんだ。馬鹿である。しばらく登っていなかったので、壺などということはまったく頭になかったのである。登山の基本中の基本。ていうかそれこそ登山。壺にすると、快調に進み、あっという間に山頂。
山頂では、スキーヤーとボーダーでにぎわっている。最近のボーダーはビーコンをつけているのにはちょっと驚いた。小屋でお湯を沸かし、カップ麺を食べていると、リフトで登ってきた佐藤さんと笹本さんがやってきて合流。山頂付近はほとんど視界が利かず、少し離れるとすぐはぐれてしまいそうになる。僕は西斜面をいくつもりだったのだが、佐藤さんたちは北斜面を降りはじめたので、ちょっとびっくりする。
北斜面はいかにもの雪崩斜面で凄くいや。ただ、今回の雪質は重め固めで、大規模表層雪崩、という感じではなかった。そんな雪質なので、スキーの方はいまいち。ボードの笹本さんはむっちゃ速い。しかし、北斜面は、降り口で、大きくとらバースしなくてはならず、ボードの笹本さんは非常に苦労することとなる。最後は、視界が開けたところで、スキー組と、ボード組は分かれて下山。