今日も茅刈別川本流の予定だったが、天気予報が怪しいので東のチョロそうな沢に転進。しかし、移動がちょっと遠すぎた。
2017年08月24日(木)
霧雨降る知床峠よりスタート。道路を少し羅臼側に下り、 Co410 で本流と合流する沢へ下る。
しかし、これは失敗。15m位の滝が出てきて、右岸の草付きから巻いて降りたら、非常に寝付きの悪い急斜面で難儀した。ハンマーでズリズリ滑るように降りる。
更に左股と合流してすぐに50mの絶壁に出て行き詰まる。ロープは短いのしか持ってきていない。右岸から尾根を乗っ越して、湿地から流下する沢へと藪を漕ぐ。
沢に戻って下ると、やはりクライムダウンが面倒な滝が2〜3。あまり下降に向く沢ではなかった。
本流に出たら、一旦350二股へ下る。右股へ入って滝を見に行く。細いガリーが続き、突き当たりに滝。思ったほど大きくない。右岸から巻けそうな気がする。
引き返し、本流を遡行する。小滝と滑床が断続し、 Co410 二股を過ぎて少し行くと滝が落ちてくる。左岸から簡単に越えられる。
次は細いチムニー状の滝。簡単に巻けそうだけど、中に入ってチムニー登り。
Co600 で函になって突き当たりに滝が落ちている。崩れ気味で人によっては少し苦労するかも。
沢が北に向くと、細い函の中にチョックストンの滝があり、シャワーで越える。
濃い霧の中、岩の殿堂のような物に迎えられフィニッシュ。