白銀荘でとーのさんと別れ、芽室岳登山口へと向かった。一日おいて翌日のんびりと小屋を目指そうとも思ったが、快適な小屋を独占して過ごすのも悪くないと、夜間行動で小屋へ赴いた。
行程
装備
2014年01月12日(日)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
18:10 | 出発 | ||
19:40 | 山小屋芽室岳 | C1 |
白銀荘でとーのさんと別れ、芽室へと向かう。中富良野のベストムで食料などを買い出す。
登山口となる牧場に着く頃にはもう日が暮れていた。円山への分岐で出発の準備をしてから一端荷物を積んで更に車で先に進むが、私の車では100mも行くのが精一杯で、それ以上は進めそうになかったので荷物を置いて引き返し、分岐に駐車して出発する。
道には小屋まで残り1/3ほどのところまで大型車の轍がずっと付いていた。汗だくになりながら2時間弱でようやく小屋に到着した。
まずはストーブに着火する。いつもは湿気った薪で苦労するが、今回は乾いていてよく燃える。汗で濡れた衣類を脱いで干す。
とーのさんにもらった差し入れをつまみながら昨日余ったワインを飲む。
2014年01月13日(月)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
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05:00 | 起床 | ||
07:00 | 出発 | ||
11:10 | 主稜線 | ||
11:30 | 芽室岳 | ||
12:35 | 山小屋芽室岳 | C2 |
小屋はストーブのおかげで快適だが、外は猛烈に寒い。一昨日も昨日も寒かったが、今朝は更に輪を掛けて寒い。肌を出していると鼻がもげそうなほど冷たい。上空は風が強く、雲がすごい勢いで流れていく。
ほぼ登山道に沿って進む。ワカンらしき古いトレースが付いている。まだブッシュは多いが、先日の芦別ほどではない。
11時も過ぎると若干気温が上がり、寒さも気にならなくなってきた。 P1690 稜線直下は左側の斜面に入ってトラバースするが、上に張り出した雪庇と、足下の吹きだまりの雪板がやや気になる。強い衝撃を与えると雪崩れそう。
主稜線上は風が強くクラストしているが、何とかスキーが使える。ピークにタッチするも、風が強いのでとっとと引き返す。
P1690 の風下でシールを外す。上部は斜面としてはいい斜面だが、やはり十勝の時と同じく雪はやや重く、エッジが引っかかる感じがする。十勝の時から新しい板がなじまなかったが、小屋に着く頃にようやく慣れてきたような気がする。
小屋の手前で、ヒールをあげて歩こうとしたら、引っかかって上がらなかったので、よく見ているとジルブレッタのシャフトがつま先部分から抜け掛けていた。先日、板が錆びて折れてしまったが、どうやら錆びていたのは板だけではなく、ジルブレッタの留め具も錆びてしまっていたようだ。
小屋に戻って状態を確認し、たまたま持っていた針金が使えそうだったので応急処置をした。
2014年01月14日(火)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
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07:00 | 起床 | ||
09:30 | 出発 | ||
10:20 | 下山 |
少し小屋の中が散らかっていたので、整理整頓して掃除してから出発する。下りは緩やかながら下り勾配で、登りの半分の時間で到着。
装備を片付けていると、清水町のランクルが小屋へ向かっていった。何度か突っ込んだり引き返したりして進んでいるようだった。ああやって冬場も小屋のメンテナンスをしているんだろうか?