チセヌプリでプラブー崩壊

ふ~ちゃん
目的
イワオヌプリ~チセヌプリ~ニトヌプリ縦走
日程
2001年12月29日(土) - 30日(日)
山域
ニセコ連峰

行程

2001-12-29
五色温泉イワオヌプリ~大沼~大谷地C1
2001-12-30
C1~チセヌプリニトヌプリ五色温泉

メンバー

C.L
おやぶん
S.L
ふ~ちゃん
M
とーの
E
あめ

装備

地形

2001年12月28日(金) アプローチ

OB会の前に、おやぶん、とーのさん、あめとニセコスキーツアーをすることになった。ふ~ちゃんとあめは部室によって、団装を用意することになった。

なにやら最近は部室の管理がうるさいらしく、普段は鍵をかけるらしい。あめがぬかりなく、マッツに鍵を開けて置いてもらうように頼んであるらしい。部室に着くと、ちょうどマッツが来ていた。テント、コッヘルスコップビーコンなどを詰め込む。例によって、OB用にスキーセットをいくつか用意する。

この日は部室に泊まるつもりだったが、学生課がうるさいというので、「なかよし」でラーメンを食い、飲んだ後マッツの下宿している「小川下宿」に泊めてもらうことにする。なかよしではあめとマッツはラーメンを、ふ~ちゃんは焼きそばを頼んだが、焼きそばがなかなか出てこない。1時間以上待って、ようやく登場。焼きそばって5分で出来るよね?(苦笑)小川下宿は今マッツしか居らず、むちゃむちゃ寒い。マッツは水道を落とすのを忘れてこの冬何度も凍らせてしまい、先日ついに大家さんを切れさせてしまったらしい。マッツは「こんなに怒ることないじゃん」と言っていたが、それはマッツが悪い。

2001年12月29日(土) イワオヌプリ~大沼

29日トラックログ
タイムレコード
時刻天候場所行動
06:30室蘭出発
08:30ニセコ
10:30五色温泉出発
12:30イワオ外輪
12:40イワオヌプリ
13:50渡渉地点
15:10C1

室蘭を出発。いまいち寝たりねぇ。伊達のコンビニで朝飯を調達。とーのさんの魔法の携帯(謎)にワンコールをしておく。おやぶんにも連絡を取る。どうやら奴が一番先に付きそうだ。ニセコ駅で待ち合わせすることにする。ルスツを通過中にとーのさんから電話がある。余市まで来ているのだが、なんと「靴を忘れた」らしい。(ぉぃぉぃ)しかし、あめがOB用に部室から余分にプラブを持ってきていたので、それを使ってもらうことにする。あめ、でかした。

ニセコでおやぶんと合流する。車が軽自動車になっている。なにやら色々あったらしい(謎)。派出所に計画書を提出する。しばらくしてとーのさんも到着。コンビニでビールを買って五色温泉へ。


ニセコアンヌプリ[image/jpeg:61kB]
ニセコアンヌプリ
五色温泉[image/jpeg:98kB]
五色温泉

天気は晴れ。いつものように温泉の横から登り始める。雪が重く歩きにくい。イワオヌプリに取り付くと徐々に天気が悪くなってくる。外輪では吹雪でほとんど視界がない。外輪でしばらく休んでいると、ボーダパーティが登ってくる。天気が悪くなったのは彼らのせいにし、荷物をすべて残置してピークに向かう。ピークでは写真だけを撮ってすぐに残置地点に戻る。


渡渉[image/jpeg:59kB]
渡渉
大沼[image/jpeg:40kB]
大沼

シールを外し、トラバース気味に斜面を降り、にはいる。うまくトラバースしてシールなしで渡渉地点まで行く。ちょうど良いブリッヂを見つけ、サクッとわたる。大沼を超え沢の原頭でテントを張る。モービルが道上を走ってゆく。五月蠅い。

テントに入り、天気図を付けようとするが、あめととーのさんがおしゃべりを止めないので、気になって付けられない。聞き慣れない地名まで出てきて、パニックになったので止めてしまう(苦笑)。あめが靴を脱ぐ時に、プラブのベロが取れる。10年以上たったプラブで、部室に放置していたため、崩壊が始まったらしい。とりあえず明日は布テープで補強して行くことにする。この夜は暖かく、ウルトラライトダウンハガー#2で汗をかいてしまった。っつうか、マッツんちよりも暖かいぞ(爆)。

2001年12月30日(日) チセヌプリニトヌプリ

30日トラックログ
タイムレコード
時刻天候場所行動
05:00起床
07:00出発
08:00プラブ応急処置
08:45Co1050尾根
09:20チセヌプリ
10:20
12:25ニトヌプリ
13:50五色温泉

天気悪し。


チセヌプリ北東斜面[image/jpeg:28kB]
チセヌプリ北東斜面
プラブーを修理[image/jpeg:65kB]
プラブーを修理

傾斜の緩そうなところからチセに取り付く。100歩交代で進むことにする。ふ~ちゃんが快調に進んでいると、おやぶんが呼び止める。なにやらあめのプラブの崩壊が進んでいるとのこと。ありったけの布テープを使い、プラブをグルグル巻きにする。

チセヌプリ東北斜面

チセヌプリ[image/jpeg:42kB]
チセヌプリ

この日は終日吹雪で、視界が悪い。チセもようやく看板を見つける。脇の風の弱いところで写真を撮りながら P-can を食べる。やっぱ、ピークでは P-can だねぇ。ひと休みして、チセヌプリ/東北斜面へ行くが、ウィンドクラストで、スキーはいまいち。新品のスキーの操作になれていないふ~ちゃんは思わずおやぶんにつっこんでしまう。

ニトヌプリ北西斜面

峠ですこし休んでニトに。ニトの北西斜面の途中で、おやぶんが「いい斜面だ」といって、荷物を置いてあめと共にスキーをする。しかし、いまいちだったらしい。一見新雪でも、すぐしたに重い雪の層があり、滑りにくいようだ。

五色フリコ

ニトヌプリを下る[image/jpeg:28kB]
ニトヌプリを下る
雪庇をジャンプ[image/jpeg:41kB]
雪庇をジャンプ

相変わらずわかりにくいニトのピークからシールを外す。ここからコルまでの斜面はなかなか良い。最低コルから再びシールをつけて、五色フリコまでトラバース。イワオからのびる尾根の上で、シールを外す。この尾根は雪庇が発達している。ふ~ちゃんとおやぶんは思い切って飛び降り、エクストリーム気分を味わう。しかし・・・

フリコも雪が重くいまいちだった。フリコ沢から駐車場への渡渉で、スノーブリッヂの途中でこけて、危うく沢に落ちそうになる。最後の最後で・・・油断大敵である。

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