崕山は遠かった

ふ~ちゃん
目的
御茶々岳~崕山往復
日程
2002年01月01日(火) - 04日(金)
山域
夕張山地

おやぶんから、OB会の後に崕山に行こうという誘いがあった。ちょっと遠いなぁと思いつつも、適当に計画を立てた。距離も距離なので、できれば3人以上居ればいいなぁと思っていたが、あてにしていた橋本はOB会には現われなかった。

行程

2002-01-01
五色温泉~苫小牧~山部 C0
2002-01-02
C0~十八線~極楽平C1
2002-01-03
C1~中天狗~崕山~極楽平C2
2002-01-04
C2~十八線

メンバー

C.L
おやぶん
S.L
ふ~ちゃん

装備

  • スキー
  • ゴアツェルト(2~3人用)
  • 笹デポ(15本)
  • 布デポ
  • ビール

地形

  • 布部岳(ぬのべだけ)
  • (崕山(きりぎしやま))

アプローチ

交通手段
自家用車(おやぶん)
登山口
十八線林道入り口
駐車スペース
林道入り口を除雪してスペースを確保

2002年01月01日(火) 五色温泉~山部

OB会解散後、まずは美笛峠を通り苫小牧のふ~ちゃんの実家に向かう。そこからはおやぶんの車1台で行くことにする。ふ~ちゃん宅で昼飯を食い、パッキングをして出発する。ダイエーで買い出しをしてから現地へ向かう。

少々早めに付いたので、富良野警察署に直接計画書を提出に行く。特に何も言われずにサクッと受理。喜楽というラーメン屋で怪しげな「牛タン丼」を喰う。感想は「・・・」。山部駅の横でテント・・・というかゴアのツェルトを張ってC0。おやぶん曰く、「1~2人用ゴアライトテントより、2~3人用ゴアツェルトの方がゆったりとしていい」らしいが、北海道の厳冬期をなめんなよっ。多少狭くたって、ゴアライト+フライの方が絶対にいいにきまっとるでぇ。んーむちゃくちゃ寒い~~~~

2002年01月02日(水) 十八線~極楽平

タイムレコード
時刻天候場所行動
06:00起床
08:20出発
09:00Co390
10:15二股
12:15Co850
13:15Co1050
15:00御茶々岳
15:25極楽平C1

むちゃむちゃ寒くて目が覚める。やはり厳冬期用とはいえ、10年選手のシュラフではもうだめなのか・・・

十八線沢林道[image/jpeg:183kB]
十八線沢林道

撤収して登山口へ向かう。登山口に駐車スペースがなかったので、入り口を除雪して駐車スペースを作る。天候は晴れ、風もなく穏やかである。嵐の前の静けさだろうか・・・。久々の本格的冬山、荷物がやけに重く感じる。むかしに比べれば相当軽いんだかのぅ。

積雪量は多くないが、雪がやけに重く歩きにくい。二股を過ぎて傾斜が出始めると、遅々として進まなくなる。正月だから他の登山者がトレースを付けてくれていると淡い期待をしていたんだけどなぁ。

4ピッチ目の休憩を取っていると、後ろから何やら人影が・・・。軽装の単独のおばさまが、「トレースあって助かっちゃった~」とか言って、サクッと抜かしていった・・・(あうっ・・・)。もっとも、こちらもその後はピーク直下までトレースを使わせてもらったので、大変助かりました。

上へ向かうにつれて天気は下り坂となり、雪がちらついてくる。御茶々岳のピーク直下でようやくおばさまに追いつく。おばさまは「雪が降ってきたから」と言い残して、見事なテレマークで颯爽と去っていった。おばさまカッコこええなぁ・・・。我々は今後のためになんとしても御茶々岳は越えておきたい。尾根筋を直登する。おやぶんはここから布デポを打ってゆく。尾根の右に見えるはいかにも雪崩斜面だが、スキーはものすごく楽しそうだ。しかし、今日はとりあえず天場まで進まなくてはならないので楽しみは帰りに残しておく。

御茶々岳を越えて、極楽平方向へすこし下がってから天張る。とりあえずテント、ってか、ツェルトを張りふ~ちゃんが中で天気図をとる。その間おやぶんは外でブロックを積む。ご苦労さん。アナウンサーが下手くそでろくに取れないが、とりあえず明日以降天気は荒れるようだ。

落ち着いてから、ビールで乾杯するが、すっかりシャーベットになっている。でも、冷たくてもうまい。夕食後、おやつに持ってきたアメリカンポップコーンを作るが、例によって失敗する。鍋が潰れて火の通りがまんべんにならないようだ。ちょっと焦げ焦げのポップコーンで腹を満たす。

この夜、ふ~ちゃんはウルトラライトダウンハガー#2と#5の組み合わせを試してみる。シュラフカバーが小さいため、やや窮屈だが、暖かさは抜群だ。温度調節も利くのでなかなか良いかも知れない。例によって水は抱いてねる。

2002年01月03日(木) 極楽平~中天狗往復

タイムレコード
時刻天候場所行動
06:00起床
08:25出発
09:25中天狗コルCo1050
10:05Co1100荷物残置
11:45中天狗
12:20荷物回収
13:40Co1160
14:50C1地点
15:45慎柏山コルC2

快適に寝られた。起床。2重のシュラフは、外側の#2はやや蒸れていたが、内側の#5はほぼドライであった。

天気は雪。視界はそこそこに確保されている。天場からコンパスを切り進む。布デポを打ちつつ進む。尾根分岐付近は笹デポを使う。最低コルまでは雪面がでこぼこしてものすごく歩きにくい。 中天狗直下で、中天狗を越えることは無理と判断し、不要な荷物を残置することにする。

中天狗へ[image/jpeg:27kB]
中天狗へ

中天狗ピーク周辺は岩岩していて、なかなか良い。所々にクレバス状の割れ目がある。落ちないように気を付けていく。積雪も多く雪崩も怖い。ピーク直下はルート選定にやや手間取り、ツボでよじ登る。

ピークで胸ポケットで暖めていたビールのミニ缶で乾杯する。人肌のビールだが、この寒さの中ではちょうど良い。ミニ缶を2人で飲むのだから、本の一口だが、微妙にいい気分になる。危険・・・(笑


スキー[image/jpeg:22kB]
スキー
パウダースノー[image/jpeg:61kB]
パウダースノー

ピーク直下から、下る尾根までトラバースし、シールを外す。降り続く雪のおかげで最高の滑りを楽しむ。これぞパウダースノー!地に着いているような気がしないスキー。実に久々に感じる粉雪の感触。ゲレンデスキーばかりしている人間にはわからない感覚だろうなぁ。


極楽平[image/jpeg:40kB]
極楽平

荷物、笹デポを回収。一応デポにそって帰るが、なくても大丈夫でしょう。トレースは全く残っていない。行きも帰りもラッセルなのでへとへとになる。御茶々岳からシールを外し、例のへ向かう。が、しかし、積雪が思った以上に多く、すこし滑っただけで小規模な雪崩を頻発させる。やむを得ず尾根に逃げ、滑りにくい斜面を滑る。残念。

斜面を降りきって、雪庇の発達ところで雪洞を掘ることにする。ほりかたはまっすぐ寸胴に掘り進んでからブロックで入り口をふさぐことにする。入り口を気にすることがないので、2人分のスペースはさほどかからず作り上げる。ブロックを周りに積んでツェルトをかける。ところが周囲の雪が若く、しまっておらず、入り口周辺が一気に崩れ落ちる。仕方がないので、もう一度ブロックを積み直し、完全にふさいでから出入り口をノコで開けることにする。多少の隙間はできたがなんとかなった。

ようやく落ち着いてから、大変なことに気が付く。ズボンのポケットに入れておいたシールの片方がない。ガーン( ̄▽ ̄)ファスナーを閉めるのを忘れていたようだ。ううっ・・・7000えんの出費かぁ・・・いてぇ。

2002年01月04日(金) 十八線下降

タイムレコード
時刻天候場所行動
07:00起床
09:25出発
10:55二股
11:50林道上
12:30下山

のんびりと起床。入口は思ったほど埋まっていない。スキーを楽しむべく意気揚々と出発。が・・・

重い雪[image/jpeg:75kB]
重い雪

いっこうに進まない。この2日間降り積もった雪が膝上まで来る。登り以上のラッセルを強いられる。いくらか傾斜のあるところでスピードが出ると、粉雪が激しく吹き上がり、前が全く見えなくなる。あまりにも雪が深く、ジェットコースター作戦も役に立たない。緩い傾斜ではスキーが進まず、傾斜のあるところでは前が見えなくなりこける。いやはやまったく。


転倒したオレ[image/jpeg:42kB]
転倒したオレ

途中、コース選定をミスり、の間の小尾根に入ってしまう。尾根の突端が切れていたので、かっこよくジャンプしようとしたら、緩い雪庇ですとんと落ち、ひっくり返ってしまい、身動きがとれなくなる。その様子をおやぶんにすかさず写真に撮られてしまう。くっそー

二股まで30分程度と考えていたが、1時間半もかかってしまう。披露が激しいので林道は5分交代でラッセルして行くことにする。3号ダムを過ぎると天気も穏やかになり、積雪も減り、ようやく歩きやすくなる。予定では1時間半ほどで下山だったものが3時間かかってようやく下山する。そういえば6年前も芦別ではドカ雪に苦しめられたなぁ。(しみじみ)

登山口では、近所のおばちゃんが出迎えてくれた。下界ではそれほど降らなかったそうだ。正月にはこのご近所さんの庭先に車を置かせてもらい登山をするらしい。φ(._.)メモメモ

苫小牧に帰り、おやぶんと銭湯へ行くことにする。あがって一息ついたところで、おやぶんが衝撃の発言をする。それは・・・(謎

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