シャクナゲ岳と言えば、以前はチセヌプリスキー場のリフトに乗ってから、チセの麓をトラバースして登るのが一般的だったけど、リフトが運行していないならスキー場から真っ直ぐシャクナゲ岳に行った方が早いのではないかというか、行ってみたら元々リフト乗るより早かったわ的な。
2017年02月26日(日)
前日はけっこう降雪があって、道路の除雪は間に合っていなかった。チセの駐車場に着いたら、雪面に車の轍が着いていたのでそれについて突っ込んだら危うくスタックする所だった。
端に駐めて出発の準備をしていたら、除雪が入ってきたので一旦どける。先行の1人は、まだキャットが運行していないのを良い事に道道とゲレンデを登っていった。
こちらはゲレンデ外のルートを確認しに来たので、外を歩く。ご丁寧にテープがびしばし打ってある。目的地はシャクナゲ岳なので、チセへのルートと分かれ、びしっとコンパスを切って左へ進む。
シャクナゲ岳南東の平地に出ると、モービルのトラックが一杯あった。ここからは南峰の東付近へ向けて適当に斜面を登る。視界が無くなってきてどこに居るかよう分からん。南峰円錐への登りはいつも通り。北面に出るとクラスト、南面に出ると吹きだまり。
ピークにタッチしてシールを外して滑降。雪はやや重だがまあまあ良い。下部の平地からスキー場は、登りでうまくトレースを付ければ登り返しなく快調に下れるのではないだろうか。
いずれにしても、スキー場リフト終点を経由するより全然楽だしスキーも楽しめるし良いルート。なんで今までこっちに来なかったのか。ネットで探しても見当たらないのが不思議。誰かがそっちと行ったらそっちになってしまう先入観の恐ろしさよ。