雷電の雪原を雪渓虫のように歩む

ふ~ちゃん
目的
雷電山南西尾根往復
日程
2016年02月12日(金)
山域
ニセコ連峰
2016-02-12 雷電山
雪渓

豪雪地帯の山というのはいつも一番の問題は駐車スペースの選択だ。このルートもご多分に漏れず、登山口に駐車スペースは無い。林道の入口を30分かけて除雪し、何とか路肩にインする。交通量は意外と多いので、多数の車両で行くのはどうかと思う。林道に沿って進むと、足下に黒い小さな物が歩いている。クロカワゲラ、いわゆる雪渓虫だ。よく見るとそこら中に居る。この広大な雪原の中一体何処を目指して歩いているのか。 Co500 位で道を外れて斜面を登る。ダケカンバの疎林の緩斜面で登りやすい。 P1046 付近は帰りの登り返し回避をねらって、西側をトラバースして行くが、西側は季節風に叩かれてガリガリ。谷も入り込んでいてトラバースは困難で、結局尾根上に出てしまった。尾根は東側に吹きだまりができていて歩きやすい。はじめからこちらを歩いた方が良かった。 P1161 へは急でスキーでは登れず。僅かな距離だが、シートラする。上は氷化しているが、真っ平らでバリズボなのでスキーに戻す。上には謎のアイゼントレースがあった。コックリ湖方面からっぽいが、何故アイゼン雷電山は案の定何処かピークなんて分からない。適当にタッチして引き返す。 P1046 までは登り返しがあるので、ここでシールを剥がす。ここからの斜面は長大な疎林の緩斜面。緩斜面好きにはたまらないだろう。

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