斑計山という、本当にそんな山があるのかって言うような山に行ってきた。まあ、ようは稜線上の三角点名にすぎないのだが。ちなみに、「斑計山」はアイヌ語風に「けんけやま」と読むのが正しかろう。
今回は日高の南のはて、小楽古に行って来た。
今日は楽古岳南面を遡行するつもりだったが、微妙な天気。とりあえず行けるところまで行ってみる。
ひたすらガレの沢を詰めていくと、800mを過ぎたところで雪渓が出てきた。視界も悪いのでここで引き返す。
小楽古西面ものぞきに行く。すぐに崩れた雪渓が出てくる。 F1 は右岸直登。 F2 は下部を直登するが、上部はヌルヌルでいやらしいので結局右岸のルンゼに逃げて高巻いた。少し行くとやはり雪渓で埋められていたので、ここで引き返す。
途中から釣りをしながら下る。魚影は時々走るが、当たりは悪く、結局登山口の下で2尾をつり上げただけ。
貸し切りで早い時間から寝入っていたが、8時頃におじさんがひとりやってきた。翌日は朝から雨で、登らずに撤収。