前日に巨岩歩きでヘトヘトになってしまったので、簡単に往復出来そうな楽古川C沢に行くことにした。
前日に巨岩歩きでヘトヘトになってしまったので、簡単に往復出来そうな楽古川C沢に行くことにした。
今回は確か現役が3人は参加するはずだったが、なぜかいつの間にかマンツーになってしまった。まあいいけどね・・・。ほぼ毎年のように訪れる十勝岳だけれど、今までほとんど晴れたためしがなかったけれど今回は珍しく晴天に恵まれた。
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
04:30 | 起床 | ||
06:30 | 出発 | ||
07:25 | Co530 二股 | ||
10:00 | 主稜線 | リターン | |
12:15 | 下山 |
今回は某山岳会の見学をかねての遡行である。3ルートがあったが、十勝岳南面直登沢に行くパーティにくっついていくことにした。このルートは、以前にかんちゃんと遡行したルートだが、そのときの印象は救いようのないブタ沢だったのだが、その後、やけにこの沢を褒める人がいたので、私の印象が間違っていたのかどうか一度確かめたかったルートだ。
二股までは楽古岳北面直登沢を行くパーティも一緒に行く。山岳会の人たちは踏み跡を中心に歩くが、私は極力沢の中を行く。二股を左にはいると、急傾斜のゴーロでいきなりブタの様相だ。時々岩盤も出てくるが、おおむねゴーロで、やがて伏流したガレの沢になる。辟易しながらガレを詰めていくと、 Co900 でようやく滝が現れる。4~5段の優しい滝を直登すると、沢は再びガレとなって Co1060 の二股になる。右に入り、沢を詰めて薄い藪に突入する。踏み跡はかなり明瞭に付いている。ガスの中稜線に到着。山岳会パーティと少し話をして、私はここから引き返す。ガレをサクサク徳だって2ピッチで山荘に到着した。
日高の全山縦走をするなら、前からこの季節だと思っていた。この季節なら硬く締まった雪稜の日高を駆け抜ける事が出来る。支稜にはいっさい目もくれず、夜明け前から行動を開始し、できる限り距離を稼ぎ、とにかく進める所まで進もうというマラソン山行であった。