精進川はとにかく中だるみが酷い
何年か前から記録を目にした精進川に行ってきた。長い沢とは聞いていたが…
何年か前から記録を目にした精進川に行ってきた。長い沢とは聞いていたが…
どうにもこうにも沢に行きたくなるような天気でも気温でもないので、登山道巡りを続行する。渡島半島中部で一応一番大きな山だが、山頂にレーダードームがあるためか、「北海道の山と谷」では触れられることもなかったため、今まで全く興味も示さなかった山である。
本当は岩部岳の沢などをねらっていたのだが、相変わらず天気は微妙。全くモチベーションが上がらない。ネットで色々と検索していると、何やら知内岳とかいう所から岩部岳へ刈分道が付いていて縦走できると言うことなので、それを確認することにした。
渡島半島中部地域の山は今まであまり登ってこなかった。それは「北海道の山と谷」にこの地域の山がほとんど触れられていないせいもある。今回はその山谷に載せるための沢やルートを探索に出かけた。まずは手始めにアプローチが簡単そうな砂蘭部岳の沢へ出かけたが…
豪雪地帯の山というのはいつも一番の問題は駐車スペースの選択だ。このルートもご多分に漏れず、登山口に駐車スペースは無い。その辺りがクリアされればお勧めのルートだが・・・
Twitter で現役を誘ったら、ニシが食いついてきた。天気も良く、ようやくこのルートから頂上へ行けた。
このルートはまた頂上まで行けなかった。天気の良い日にまた再訪しなければ。
このルートはスキーはイマイチだが、ほぼスキーだけで登れて小屋に行ける割と登りやすいルートだ。人に会わずに静かな登山をしたいならお勧めだ。
今年一発目は石山ノ沢・泉ノ沢中間尾根ルート。ここはいわゆるマッキモと言われているところ。両サイドの沢の名称が判明したので、今後はこの名称を使用する。ラッセル部隊を引き連れ、駐車帯から平坦な道を歩く。やはり雪は少ない。林道から石山ノ沢の右岸に移り、沢沿いを登る。900mのコブを左へ巻いて一端泉ノ沢に出てジグを切っていく。1400mから傾斜がきつく、右側の小谷が雪崩れそう。1500mを過ぎて少し積雪が落ち着いたところで右へトラバースして、一本右の小沢沿いに出る。こちらも傾斜は急だが、先ほどの所よりは安定していそう。1600mまで上がったところで視界不良と時間切れでドロップ。雪質は抜群で、500mまでノートラック・ノーストレスのコットンスノーを堪能した。相変わらず喜茂別ルートの報告を散見するが、すぐそばにこんなにすばらしいところがあるのだから、わざわざ除雪・通行の妨げになるような所に駐車せずともこちらを使えば良い。