やっぱり雪洞に閉じ込められて
行程
メンバー
A | B | |
---|---|---|
C.L | いぐ | ごとー |
S.L | ふ~ちゃん | おやぶん |
M | こばP | よねP |
M | しみず | とーの |
M | さいが | だっしゅ |
M | のぶ |
1992年11月20日(金)
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
09:20 | 室蘭 | 出発 |
25:00 | 旭川 | C0 |
Bパーティは、明日車でのんびり来る。我々は電車で出発。旭川で一晩を過ごす。居酒屋村さ来で出来るだけ夜中までねばる。閉店で駅に戻り、朝まで暖かいところを探して仮眠を取る。
1992年11月21日(土)
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
07:00 | 起床 | |
09:30 | バス乗車 | |
11:00 | 旭岳温泉 | |
13:00 | 姿見駅 | |
14:00 | 石室窪地 | C1 |
ダラダラと出発の準備を整え、旭岳温泉に向かうバス停でバスを待っていると、見る見るうちに秀岳荘ヤッケを身にまとった学生の列ができあがる。どうやら、他の大学の山部も旭岳に訓練に向かうようである。まるで、合ワンのような光景だ。
旭岳温泉に到着すると、Bパーティが既に到着していた。ロープウェイの長蛇の列に並び、石室へ向かう。きっちりコンパスを切って、デポを打ちながら石室へ向かう。石室の横にテントを建ててC1。Bパーティの人たちはスキーの練習をしているようだ。
1992年11月22日(日)
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
06:00 | 起床 | |
08:00 | 出発 | |
09:50 | Co1950 | シーデポ、EP着用 |
10:25 | 旭岳 | |
11:20 | Co1950 | 滑落停止練習 |
14:00 | C2 |
今日は悪天をぬって、ピークアタック。あまりかんばしくない天気だが、この時期は贅沢を言っていると、とうてい登頂は無理だ。
アタック装備でピークを目指す。Co1950でスキーを置き、EPに切り替える。この時、サイガが、アイゼンを忘れてきたことが判明。いぐちさんとサイガはここで引き返すことになる。Aパーティの残りのメンバーは、Bパーティに合流する。岩場にデポを打ちながら右側を巻いていく。
結局あまり視界の効かないままピーク到着。そそくさと引き返し、シーデポ地点まで戻り、滑落停止の練習を行う。
1992年11月23日(月)
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
07:15 | 起床 | |
09:00 | ザイル練習 | |
14:10 | 雪洞作成 | |
16:10 | ΩC3 |
適当にザイル練習。手作りピケットが折れる。そのうえ、一本紛失する。午後から雪洞を掘る。良くあることだが、スコップのねじを紛失する。
例のごとく、2つの雪洞を横穴で繋ぎ、Bパーティの雪洞に集まり、大宴会を始める。あまりに盛り上がり、飲み過ぎた井口さんが吐く。困ったもんだ。
1992年11月24日(火)
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
06:00 | 起床 | |
10:30 | 姿見駅 | |
13:15 | 旭岳温泉 | 下山 |
あさ、ライターの火がつかない。どうやら酸欠のようだ。雪ですっかり入口がふさがっている。中からトンネルを掘って外に出る。ここではこんな事は日常茶飯事なのだと悟る。デポを回収し、スキー場を滑り降りる。