クマネシリ岳
なんか天気が悪そうだが、暇つぶしにクマネシリ岳にでも行くことにする。地形図がないが、2時間そこそこの山らしいので、何とかなるだろう。
林道は登山口の少し手前で決壊していて、車では進めない。そこに車を残置して歩くことにする。案内板に地形図のコピーが張られていたので、デジカメで撮影しておく。林道を歩くと、10分ほどで登山口となった。入林届けの箱が、土台がつぶれて崩れ落ちそうになっている。先週末は結構登っていたようだが、今日は天気が悪いせいかまだ誰も来て居ない。枯れ枝で杖をつくって出発する。
登山道はひたすらまっすぐの急斜面である。下部の笹藪地帯を抜けると、エゾマツが縦横に倒れ、登山道はズタズタに寸断されている。倒木の上や下、新たに出来ている脇道を使って進むが、非常に歩きにくい。
登山道は西岩峰に向かって登り、その直下をトラバースして、本峰とのコルで稜線に出る。稜線に出ると、左右に踏み跡があって、どちらに進んだらいいのかわからなかったので、デジカメで写してきた案内板を見ると、どうやら左らしい。こんな物役に立つかなと思ったが、役に立った。
倒木のおかげで思ったよりも多少時間がかかって山頂に到着。一息ついてすぐに下山開始。稜線上は雲の中だが雲間にピリベツ岳らしき物が見える。今日は時間があるので、途中で倒木の枝を刈り払ったりしながら下る。往復3時間ほどで登山口に到着した。