熊戻からブタ沢を探索
行程
2015年07月11日(土)
多曲の沢
狩場山真駒内コースの吊り橋から沢に降りると、そこが多曲の沢の出合だ。この沢は出合から細いゴルジュ状となっているが、水量が少なくしばらくは容易に通過出来る。そのうちコンクリートの塊のような巨岩が沢を埋めるようになり、歩きにくい。二つほど滝を越えると沢の奥に大きな岩壁が聳え、その懐に地形図上の滝記号の大滝が現れる。
この滝は直登不能で、しばらくどうしようかと考えたあげ草岩の草付きから高巻きに入ったが、先には大きな雪渓が詰まっているのが見えたのでここで引き返しとした。
大沢
通行止めが続く、千走へ続く林道をしばらく行ってから砂防ダムの少し上で沢に降りる。こちらの沢は少し明るい雰囲気。特に面白い物も無く河原が続くかと思っていたら、突如狭いゴルジュとなって、淵の上に挟まる巨岩とその奥に落ちる滝が見えた。
この巨岩の下を泳ぐ元気はなく、ここで引き返す。