現役学生を連れて、今年5回目の訓練山行。今回はワンゲルに入部したてで、山も沢も初のコータローを連れて行く。ただし、コータローの父親は東京の某山岳会の会長をやっていて、コータロー自身も登山・クライミング経験はある程度あるらしい。
今回は樽井を連れて、2の沢と中央の中央などへ行く予定だったが、出発時に突然熱が出たとの連絡が入り行けなくなってしまった。仕方なく、メンバーを入れ替えて日帰り山行となった。
4の沢付近でまたしても労山と遭遇。聞くと、下降沢を登って、右股から降りてきたとか。って、右股から降りるって・・・マゾ?それとも何かの罰ゲーム?
滝沢は酷い荒れよう。元々そんなにすっきりした沢ではないが、去年の台風の影響か、沢の中には倒木がごろごろ、滝の落ち口にも木が横たわっているところが何カ所か。それに、コルからの下降点は、人の入りすぎでズルズル。昔は何とか草付きを頼りにできたが、完全にロープを使わないと下降不可能。
そもそもこんなに裏沢で人の気配がすること事態が異常事態。沢登りがブームなのか、インターネットで情報が簡単に手に入るせいなのか、メーリングリストの影響力なのかよく分からないけど、そのうち誰か事故るんじゃないかとちょっと心配。って、おめぇが一番詳しい情報流して置いて、何言うか。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
05:30 | 起床 | |
06:25 | 出発 | |
07:25 | Co605 | |
08:20 | Co750 | |
09:50 | Co1050リターン | |
10:50 | Co750 | |
12:10 | 下山 |
昨夜からずっと雨が降り続いている。今朝来る予定だった村井は、雨が降ってるから来ないとの連絡あり。あらたは風邪をひいて熱っぽいらしい。それでも、本人が大丈夫だと言い張るので、霧雨の中出発した。
上二股ノ沢出合から沢の中を行く。すっきりしない河原が続く。何度か林道が交差する。どうやら林道が並行して走っているようだ。オムシャヌプリ南面沢と分けてから、沢が伏流している部分がある。 Co750 二股から目的の沢は完全に伏流していて、出合を見逃しそうだ。
Co770 を左に入り、小さな F1 を直登する。しばらく単調な沢が続き、 Co940F2 が右岸から落ちている。直登できるかと、水流の左岸に取り付いてみる。途中にシュリンゲがあったので、登ることは出来るようだ。今回は雨だし、あらたにビレイをとってもらうのは不安なので、あきらめて右岸を高巻いた。
続く Co970F3 は高度があり、抜け口の水流が強くいやらしい。このくそ寒いのに、水流の中を行くのは嫌なので、左岸に移り、微妙なクライミングをする。上でザイルを出して、あらたを確保する。少し行くと、雪渓が出てきたので、ここから引き返すことにした。
F3 はアプザイレンをするが、 50m ザイル1本ではちょっと足りなかった。途中からクライムダウンする。 F2 は登りと同様に高巻いて降りた。
三石温泉に入り、静内郊外のトンカツ屋で飯を食って帰ってきた。