野塚岳冬季ルート踏査
前日に引き続き、野塚岳の踏査。いずれのルートも雪は飛ばされ、スキーに適したルートではなかった。
前日に引き続き、野塚岳の踏査。いずれのルートも雪は飛ばされ、スキーに適したルートではなかった。
カムエクの下山後は当初、ルベツネ山北面直登沢を目指す予定だったが、シュンベツ川のアプローチと、カムイエクウチカウシ沢の核心部で満身創痍となって、これ以上困難な沢に行く気力を失ってしまった。翌日の10日は雨で天候が悪かった事もあり、某天然釣り堀でオショロコマを釣ってお茶を濁し、残り日程2日となったので、南日高の沢でお茶を濁す事とした。
日高の全山縦走をするなら、前からこの季節だと思っていた。この季節なら硬く締まった雪稜の日高を駆け抜ける事が出来る。支稜にはいっさい目もくれず、夜明け前から行動を開始し、できる限り距離を稼ぎ、とにかく進める所まで進もうというマラソン山行であった。