日高随一の滝沢へ
当時、この山行を計画したのは6月頃であったと記憶している。当初は、昨年一緒に行けなかったおやぶんをサッシビリチャリ川 一八三九峰南面直登沢へ連れてってやろうかな、ぐらいに考えていた。しかし、頻繁に義経岩へ行くようになり、オレンジ(5.11b)などに登れるようになってから、!!!*のグレードの沢でも登れるのでないかと考えるようになった。中ノ岳ノ沢の泳ぎの連続や、ソエマツ沢の高巻きの嵐などは自信がないが、滝には少々自信があった-と言うか、当時はオレに登れない滝はない!ぐらいに思っていた-ので、全て直登可能と言われるこの沢ならば、行けるであろうと考えた。
当時、部内では相当な反対や不安の声があがったが、半ば強引にL会を通過させたのである。