水害後の漁川を調査してきた
今シーズンに入ってから、昨年の水害で漁川の渓相が大きく変わってしまったとの報告がちらほらと入ってきた。その様子は写真でも十分に確認出来たが、百聞は一見にしかずと言うことで、確認に出かけた。
今シーズンに入ってから、昨年の水害で漁川の渓相が大きく変わってしまったとの報告がちらほらと入ってきた。その様子は写真でも十分に確認出来たが、百聞は一見にしかずと言うことで、確認に出かけた。
6年ぶりに漁川に行って来た。本当はワンゲルの現役部員を誘ったのだが、自分たちでどこかに登るらしく振られてしまった。まあ、内容はどうあれ、自主的に活動してるのは非常に喜ばしいことだ。
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
05:15 | 起床 | ||
06:20 | 出発 | ||
07:20 | 晴/曇 | Co640二股 | |
09:25 | 漁岳 | ||
11:20 | エスケープ地点 | ||
12:20 | 下山 |
あさ、ちょっと寒い。パッキングをしていると、ザックに穴が空いているのを発見。ちょっとショック。
出発してちょっと行くと、後ろであらたがいきなり大コケする。腰をかなり強打したようだ。とりあえず怪我はないようだ。
F1 はあらたを先に行かせ、ぴったりとついて直登するが、特に問題ない。 F2 は、本当は中を行きたかったが、ザックに穴が空いてしまっているので、やむなく右岸を巻く。
その後の滝も特に問題なく直登していく。滝をすべて越えると、雪渓が出てくる。傾斜もあり歩きにくい。軽アイゼンを持ってくれば良かった。デポ通りにつめてピーク。今日は風が強く、ちょっと寒い。早々に立ち去る。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
07:00 | 苫小牧 | 出発 |
08:00 | 奥漁橋 | 出発 |
12:40 | 漁岳 | |
13:30 | 下山 |
車で出発。登山口周辺で駐車スペースを探すが、相変わらずない。札幌側に数100m行ったところの分岐の入り口広く除雪されていたので、そこに車を置いて出発。
右岸林道に沿っていく。入山届け記帳箱に何かひかるものが見える。なんと、夏の沢で落としたキーホルダだ。おそらく、山頂で落とした物を誰かが拾ってここにかけて置いてくれたのだろう。回収して出発。
天気はそこそこで展望は良好。風も少ない。汗をかきながら進む。山頂近くで、ミトン(右)がないことに気が付く。腕にぶら下げていたのだが、どこかで枝にでも引っかけてヒモが切れたのだろうか。ピークからシールを外し、ミトンを探しながら下る。下の方はまだブッシュが濃く、スキーはいまいちだ。
結局、ミトンは見つからず、新しく買うことになる。う~ん。イタイ出費だ。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
室蘭 | バス乗車 | |
札幌岳登山口 | 出発 | |
14:00 | 冷水小屋横 | C1 |
今回は、JRを使わずバスを乗り継いで定山渓を目指す。定山渓からタクシーに乗り、札幌岳の登山口まで行く。スキーを着け、沢沿いの道を進む。
今回は冷水小屋に泊まるつもりだったらしいが、小屋には鍵がかかり、入ることが出来ない。どうやら、事前に、管理する北海学園の山岳部に鍵を借りねばならないらしい。そんなことちゃんと調べておけばいいのに・・・
渋々小屋の脇に幕営。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
04:00 | 起床 | |
05:50 | 出発 | |
07:50 | 札幌岳 | |
10:45 | 狭薄山手前コル | ザックデポ |
12:00 | 狭薄山 | |
12:50 | 狭薄山手前コル | デポ回収 |
15:00 | マミス沼 | C2 |
小屋からそのまま沢を詰めて、広い稜線に出る。天気は快晴。気持ちよく札幌岳に登頂する。札幌岳からの下りはガケのような急斜面になっており、シートラで、バックステップで慎重に下る。少し緩やかになってから、スキーを着け、コルまで直滑降で一気に下る。ガマ沢の源頭付近からトラバースし、狭薄山手前のコルに切る。ここでザックをデポし、空身で狭薄山を往復する。
デポを回収し、主稜線から予定天場のマミス沼までみな思い思いのシュプールを描く。沼のほとりでうだうだしていると、空沼方面からスノーモービルの集団がやってきて、「小屋まで来ないの?ここからすぐだよ」などとほざく。そりゃぁ、スノーモービルならものの3分だろうが、こっちゃ、スキーだっちゅうの。明日、主稜に戻るのに何時間かかると思うねんぼけ。いっぺん氏ね。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
04:30 | 起床 | |
06:00 | 出発 | |
07:20 | 空沼岳 | |
11:25 | 漁岳 | |
13:00 | 小漁岳 | |
14:00 | Co840コル | C3 |
今日は高曇り。昨日のようにジリジリと照られるよりは快適かもしれない。登山道上をトレースし、空沼岳へ。稜線上を淡々とアップダウンを繰り返し、漁岳、小漁岳と立つ。
小漁岳で、西に延びる尾根がなにやら良さそうな感じである。地形図を見てみると、尾根の突端から、主稜のコルまで、ほとんど登り返さなくても良さそうである。相談の結果、フレ岳をカットして、西尾根を下り、コルまでショートカットしようと言うことになった。しかし、ブッシュなどはなく、広く、適度な斜度ではあったが、西風がもろにあたるため、上はクラストがキツく、思ったほどのシュプールは描けなかった。
時刻 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
04:30 | 起床 | |
06:10 | 出発 | |
13:50 | 蓬莱山 | |
中山峠 | 下山 |
ここから先は、これまで以上の単調な稜線歩きである。しかも、スノーモービルのつけたトレースで、情緒も糞もない。ダラダラと、疎林のぬるい稜線を歩き続け、最後は中山峠のスキー場を滑り降り、下山。