北海道の山と谷に、一つぐらい徳ホロの沢を載せたい。しかし、本命のコノエオサレベツはまだ雪渓の下だ。徳舜瞥川はブタ沢らしい。そんな情報はあったが、一応確認のために行ってみたらやっぱりブタ沢だった。もう二度と行くことは無いだろう。
沢には遅い、スキーには早いこの時期。近所の夏山を歩きつつキノコ観察など。特に目新しい物は無いが記録まで。
先日、ホロホロ山の登山道入口で道が崩壊していて退却してきたので、今日は徳舜瞥岳まで足を伸ばしてみようと出発。ホロホロ山登山口入口を通過すると、道が直っているのが見えたので、登れるのかと思って引き返して登山口へ向かう。すると、登山口には、「登山道は崩落して通行できないので、林道を利用してください」との看板がある。車で上の入口へ向かうと、工事車両が道をふさいでいる。ここから上は車では通行できないという。歩いて工事中の横を通るのもなんか嫌なので、結局徳舜瞥岳に向かう。
徳舜瞥岳は登山口まで綺麗に舗装されている。出発してしばらくは沢沿いの道を進む。今日の陽気なら、沢でも良かったなと後悔する。7合目を過ぎたあたりで、道の脇にタケノコが見えたので、タケノコを採りながらのんびり進み、1.5ピッチでピークに到着。出発前はホロホロ山まで行こうと思っていたが、ピークに到着すると案の定やる気をなくす。徳ホロはいつもセットで登る気で来るが、ピークに立つと、確実に往復する気をなくさせる。行きはいいけど、帰りの登り返しを考えると、いやになるんだよなぁ。下りもタケノコを採りながら下山した。