イドンナップの沢とは、新冠川の支流でイドンナップ岳の北東面に突き上げる沢の事で、静内川水系のイドンナップ川とは別の川である。元々イドンナップ川と言う川名由来でイドンナップ岳が名付けられ、その山に突き上げる事から便宜的にイドンナップの沢と呼ばれるようになったのだろう。ややこしい話である。もう何年も前から行ってみようと思いつつ、先延ばしになっていた。
斜里岳に突き上げる沢と言えば二ノ沢・・・二ノ沢と言ってもではそれに対する一ノ沢とはどこなのかよく分からない。この川が所属する本流がチエサクエトンビ川一ノ沢であるから余計ややこしいのだが、恐らくこの一ノ沢に対する二ノ沢ではないのであろうと思われる。チエサクエトンビ川二ノ沢は多分チエサクエトンビ川本流のもっと上流に存在するはずだ。チエサクエトンビ川一ノ沢一ノ沢はどこなんだろう?そもそもこの沢が二ノ沢となった経緯は何なのか?チエサクエトンビ川一ノ沢二ノ沢とかではなくなんかもっと言い名前を付ければ良かったのに。っていうか、斜里岳西面沢とかで良くね?
どうでも良いけどチエサクエトンビ川ってクッソ覚えにくい。
ショウジ川とケンネベツ川は「再刊版・北海道の山と谷」に紹介されているが、ほとんど記録を見た事がない。知床が遠いと言う事もあるかも知れないが、実際に言ってみればその理由が分かった。
クテクンベツ川はこちら方面では割と良く知られたコースであるらしい。オーソドックスに本流を詰めて支流を下ってみた。今シーズンようやく沢登りらしいルートだったが、支流の方は・・・であった。
今年メインの山行の後で少し気が抜けたので、近場の簡単な沢へ。なんだかあちこちにある人跡が謎めいた沢だが、シーズン始めの足慣らしなんかにはもってこいの沢だった。