- ルート名
- エサオマン入ノ沢
- 距離(km)
- 4.52
- 標高差(+m)
- 1030
- 標高差(-m)
- 7
- 行動時間(h)
- 5.0
- グレード
- 函滝淵淵(4.00)
- 等級
- 2級
- 山谷
- !*
- 印象
- (⌒○⌒)
エサオマン入ノ沢出合までは新冠川を参照。
新冠川本流とは対照的な小規模な渓相である。しばらく行くとゴルジュが始まるが、特に問題なく通過出来る。すぐに歩きやすい河原となる。 Co920 から5~6段の連釜のゴルジュとなり、右岸をへつって通過する。このゴルジュから、 Co960 二股の間によい天場がある。 Co960 から 1200 付近までは、近年大規模な雪崩でもあったらしく、大量のデブリ(倒木)に埋められてる。二股を右に入るといくつかの滑滝も現れるが、問題になるのは Co1080 の滝だけである。この滝を越えると、じきにゴーロとなって水は伏流する。 Co1420 付近の涸れた二股は、左の方が深く、本流に見えるが、こちらはピーク北の主稜線上に上がる東のルンゼに突き当たってしまう。カール底に直接出るには右へ入る。灌木の覆う沢を進むと、カール底直下の連瀑帯に出る。カール底からはピーク向かって右側に見えるルンゼを詰めるとたいして藪漕ぎもなく稜線に出る。ピークまでは踏み跡がある。
この沢は、全体にすっきりした快適な沢である。カール底へのルートファインディングが最大の核心である(⌒○⌒)。