この沢は3度目の遡行である。本当は楽古川へ周遊するつもりだったが、季節はずれの寒さに心折れ、北西面往復にとどまった。今回は週末のため、珍しく他パーティと一緒になった。
静内川水系の上アブカサンベ沢周辺の探検に出かけたが、シュンベツ川の林道ゲートで立ち入り禁止の看板にびびって断念した。ゲートの鍵は開いており、中にはいることは出来たが、気の弱い私はとりあえず出直して、今日の所は野塚峠周辺へと転進することにした。今回は珍しくどれも利用したことのある沢ばかりだ。
ニオベツ川オムシャヌプリ南西面直登沢に6年ぶりに再訪した。あのころは誰も知らないマイナーな沢だったが、某氏によって紹介されてからすっかりメジャーな沢になってしまったようだ。それにしても、あれから6年も経つのだなあ。最近はさっぱりかんちゃんとは山に行っていない。
シロチノミ川という怪しげなルートへ行った。あまり期待はしていなかったが、そこそこ楽しめる沢だった。下流はかなり魚影が濃く、釣り師も利用しているようだ。
かんちゃんと『北海道の山と谷』には載っていない、南日高の沢に行って来た。小粒ながらも登りごたえのある楽しい沢だった。
| 時刻 | 場所 | 行動 |
|---|---|---|
| 10:50 | 翠明橋公園 | 出発 |
| 11:00 | オムシャヌプリ南西面直登沢出合 | |
| 11:25 | 再出発 | |
| 12:05 | Co730 | |
| 12:20 | Co790の滝 | |
| 14:40 | 滝の上 | |
| 15:00 | Co1100 | |
| 15:55 | オムシャヌプリ西峰 | |
| 17:00 | オムシャヌプリ南面沢 Co900 | |
| 18:00 | 翠明橋公園 |
翠明橋公園に車を置いて出発。入渓してすぐにかんが軍手を落として、沢にながしてしまう。車まで予備の軍手を取りに行ったので、その間、出合で待たされた。
出合からはしばらく単調な沢が続く。 Co680-720 の間にそこそこの滝が2つほどあるが、余裕で直登した。 Co790 の二股は右岸から滝になって本流が落ちてきていた。何となく登れそうな気がしたので、直登を試みた。右岸のチムニー伝いに登るが、余りいいホールドがない。いったん左のテラスに逃げ、ピンをとる。足下の岩にハーケンを打つが、半分も入らず、効かない。上に見える岩のエッヂに細引きを引っかける。心許ない。チムニーに移り、リスにピンをとる。その上は岩が突き出てハングしている。探ってみても、懸垂できそうなガバは見つからない。結局、ハーケンを一枚残置し、そこから撤退することとなった。左岸のルンゼ(右股)を滝の落ち口と同じ高さまで上がり、尾根に取り付くき、水平にヤブを漕ぎ、滝の落ち口付近に降りた。
この沢の核心はこれだけで、あとは Co940 からの滝を終えると、軽いヤブ漕ぎで西峰に立った。沢の途中には時折デポがあった。いくらか利用されているようだ。下りは中間コルから上二股の沢に降りる。ガレばっかりのどうしようもない沢だった。
なんとか日暮れ前に下山。浦河で買い出しをし、楽古山荘に泊まる。今回は貸し切りだ。
| 時刻 | 場所 | 行動 |
|---|---|---|
| 05:30 | 起床 | |
| 06:25 | 出発 | |
| 07:25 | Co605 | |
| 08:20 | Co750 | |
| 09:50 | Co1050リターン | |
| 10:50 | Co750 | |
| 12:10 | 下山 |
昨夜からずっと雨が降り続いている。今朝来る予定だった村井は、雨が降ってるから来ないとの連絡あり。あらたは風邪をひいて熱っぽいらしい。それでも、本人が大丈夫だと言い張るので、霧雨の中出発した。
上二股ノ沢出合から沢の中を行く。すっきりしない河原が続く。何度か林道が交差する。どうやら林道が並行して走っているようだ。オムシャヌプリ南面沢と分けてから、沢が伏流している部分がある。 Co750 二股から目的の沢は完全に伏流していて、出合を見逃しそうだ。
Co770 を左に入り、小さな F1 を直登する。しばらく単調な沢が続き、 Co940F2 が右岸から落ちている。直登できるかと、水流の左岸に取り付いてみる。途中にシュリンゲがあったので、登ることは出来るようだ。今回は雨だし、あらたにビレイをとってもらうのは不安なので、あきらめて右岸を高巻いた。
続く Co970F3 は高度があり、抜け口の水流が強くいやらしい。このくそ寒いのに、水流の中を行くのは嫌なので、左岸に移り、微妙なクライミングをする。上でザイルを出して、あらたを確保する。少し行くと、雪渓が出てきたので、ここから引き返すことにした。
F3 はアプザイレンをするが、 50m ザイル1本ではちょっと足りなかった。途中からクライムダウンする。 F2 は登りと同様に高巻いて降りた。
三石温泉に入り、静内郊外のトンカツ屋で飯を食って帰ってきた。