南日高でスキーは愚鈍

ふ~ちゃん
目的
十勝岳西尾根往復
日程
2016年01月28日(木)
山域
南日高
2016-01-28 十勝岳
RIMG8302.JPG
頂上は尖ってる(1510)

北日高はさっぱり雪がなかったので、南に行けば雪が有るのかと来てみたが、北以上に雪が少ない。上二股沿いの側稜をねらい、林道沿いを行く。川は埋まっておらず、スキーを脱いで飛び石で渡渉する。二つ目の渡渉も飛び石で渡渉。三つ目は何とかスキーのまま渡渉する。周囲の尾根にはさっぱり雪が着いていないので、雪崩の心配なんぞこれっぽっちもない。 P1261 の西稜がかっこよく見えるが、登攀する人達はこういう所は来ないものなんだろうか。まあ、登攀部があるとしても上部の30mワンピッチくらいか。藪尾根メインかな。 Co700 から Co1250 に伸びる側稜に取付くわけだが、斜面はカリカリで笹は出てるし、スキーではなかなか辛い。これはやはりワカン尾根だったな。尾根状は地面が出て凍っているので、 Co900 辺りからアイゼンに換えてスキーを担ぐ。まあ、スキーは重いがアイゼンの方が全然快適に登高できる。西尾根に出て平坦になるので、スキーに変えるが、表面は完全に強化していてバリズボもないので全然アイゼンで十分。南西ジャンクションでシーデポして、あっという間に頂上かなと思ったら、頂上まで50mと言う所で上二股沢からの強烈な吹き上げで身動き取れず。動くとすっ飛ばされそうになるので、あえなく引き返すことにする。まあ、腐るほど登ってきた十勝岳なので、頂上を踏むことにこれと言ったこだわりはないので別に良いです。西尾根は広い尾根だが、カリカリでしばらくはスキーを履けず。 P1191 の手前からスキーにしてみるが、これと言って楽しいわけではなし。 P1148 付近は若干細い所あり。 Co1040 から北西の側稜を下るが、これはさっぱりダメ。スキーだとガリガリでヒヤヒヤ物。一端スキーを脱いで少し広い所で付け直すが、斜面はガリガリだし、笹は出てるし涙目。ようやくブル道が出てきたかと思ったらすぐ沢に出た。素直に西尾根末端まで行くべきだった。というか、スキーは沢のアプローチでしか役に立たなかった。どうやらこの界隈でスキーを使うのは愚鈍と言うことらしい。ルート的にはまあ、西尾根を忠実に辿るのが間違いないと思うが、沢をスキーで走り、雪のない側稜を駆け上がれば、西尾根よりも早く登頂できるかも知れない。し、できないかもしれない(ぉ

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