羊蹄山は外国だった!?

ふ~ちゃん
目的
後方羊蹄山比羅夫ルート往復
日程
2015年02月20日(金)
山域
後方羊蹄山

本当は南日高を計画していたが、どうも天候とやる気のタイミングが合わない。ということで、年末に2度アタックしながら外輪にたどり着けなかった比羅夫ルートに三度行くことにした。年末のふわぱふとは打って変わってガリゴリの雪面だった。

行程

2015-02-20
比羅夫登山口~倶知安ニセコ境界~比羅夫尾根~父釜~比羅夫尾根~倶知安ニセコ境界~比羅夫登山口

2015年02月20日(金)

2015-02-20 羊蹄山
タイムレコード
時刻天候場所行動
06:30比羅夫登山口出発
11:50外輪
12:30父釜
12:55外輪
14:50比羅夫登山口下山
RIMG2965.JPG
出発(227)

夜明け前の登山口には既に2台の車が駐まっていたが、いずれもスキーはつきっぱなしで人の気配はなかった。あるいは大きな方の車に泊まっていたのかもしれない。

登山口から無数のトレースがあちこちに延びていて、正しいルートを進むには注意が必要だ。


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へそ。(953)

933 のへその上に誰か居るのを確認。よく見ると、三脚を立ててカメラを構えている。ニセコ方面をとらえて、スキー場の写真でも撮るのだろうか。

1000m を越えるとカリカリの斜面になってきて、境界沿いに登るのは難しそうなので、左にトラバースして登山道沿いに戻ることにした。所々カリカリで滑ったらヤバそうなので、早々にアイゼンに切り替える。


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尾根に逃げた(1608)

尾根に戻ると、登山道を上がってきた人に会う。下を見ると、数十人が列をなしている。こんにちは、と声をかけると、コニチワーと返事が。よく見ると外国人の方だった。


RIMG2984.JPG
あのガイジンめっちゃ速い(1823)

このガイジンさん、やたらと早く、こちらはアイゼン直登しているというのに、シールのままこちらと同じペースどころか、そのうち追い抜いてどんどん先に行ってしまった。こっちだってけっこう必死に登ってるのに全然追いつけん・・・


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父釜に人が居る(1942)
youtube:
2015-02-20 羊蹄山 父釜を滑る

外輪に付くと、父釜に数人の人影もあった。私もスキーを付けて一滑りする。しかし、他の人のシュプールに比べるとやたらと横長だ。後続の人達もみんなに降りてきたが、先行の人も含めて全て外国人で、父釜に英語のみがこだまする。羊蹄山はいつから外国になったんや・・・

外輪に戻ると、他の人達はみんなスキーを履いて滑っていったので、私もスキーを付けるが、少し降りたところでカリカリで滑落しそうになり、こりゃヤバいと思いいったんアイゼンに換える。

「フッ、あのニッポンジンスキー担いでるぜっ」って顔で見られた気がしたので「アイユーズオールドスタイルレザーブーツ」って言ってやろうかと思ったけど、無意味なので止めた。


youtube:
2015-02-20 羊蹄山 比羅夫ルート 3/4

適当なところでスキーを付けるが、やはりガリガリでコントロールは大変。ふくらはぎがパンパンになる。行きと同じように 933 へそ沿いの谷を下ったが、やっぱり登山道沿いの方が楽だったかな。

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