初めての後方羊蹄山

ふ~ちゃん
目的
新人強化 後方羊蹄山往復
日程
1991年05月25日(土) - 26日(日)
山域
後方羊蹄山

大学に入り、ワンゲルに入部して早1ヶ月。酒の洗礼を浴び、新人歓迎山行も終わり、それなりに部になじんできた・・・ような気がする。今回は、初の本格的(?)な山行である。しかし、後方羊蹄山がこれほどまでに過酷な山だったとは・・・新人強化の新人強化たるゆえんか・・・

行程

1991-05-24
室蘭~京極登山口 C0
1991-05-25
C0~京極コース~後方羊蹄山母釜 C1
1991-05-26
C1~比羅夫コース~比羅夫 下山

メンバー

C.L
いわした師匠
S.L
かじP
M
おやぶん
M
ふ~ちゃん

1991年05月24日(金)

かじPの車で出発。夜なので道がわからない。どうやら迷っているらしく、後方羊蹄山の周りをグルグル。新人の私にはいったいなにがどうなっているのかさっぱりわからない。なんとか、登山口にたどり着き C0 とする。

1991年05月25日(土)

畑の脇を通り、登山道に入る。

富士山型の羊蹄はぐんぐんとその傾斜をあげる。サブリーダーはずんずん前を行き、リーダーは後ろからこづく。杖代わりのピッケルに寄りかかりながら登ることが多くなる。疲労は雪渓に入る頃に更に増し、キックステップの一歩一歩に力が入らない。半ば意識朦朧となりながら、少しずつ上を目指す。しかし、天候は上に近づくにつれ怪しくなってくる。

三角点[image/jpeg:45kB]
三角点にて

「上にはレインマスターが居るからなー」などと冗談をいいつつ、ピークに到着した。その頃には小雨など降り出してしまった。


看板ピーク[image/jpeg:39kB]
看板ピークにて

別のルートから上っていた他の2パーティと合流し、母釜で C1 とする。

1991年05月26日(日)

滑落停止[image/jpeg:36kB]
滑落停止の練習

父釜で滑落練習をして、比羅夫コースを降りる。雪渓を滑って高度を下げてから、ややヤブを漕いで登山道に戻った。

先輩について歩いていただけなので、ただ単に疲れた山行だった。しかし、体力強化のためにはこれ以上の山はおそらくない。

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